この記事はこんな疑問が解決できます
✅投資信託が値下がりするお得な曜日はあるの?
✅投資信託をお得に買いたい!
✅投資信託の積立日はいつにしたらいい?運用のコツは?
こんな悩みを解決できる記事になっています!
記事前半では投資信託の価格変動について、
後半では積立日について解説するので、
じっくり読み込んでみてください!
この記事を読んで、投資信託の積立日について理解を深めると、
投資の効果が最大化できるでしょう。
私は銀行に勤めていた際に、200名以上のお客様に投資のアドバイスを行ってきました。
難しいと思われがちな、金融知識をわかりやすくお伝えします!
投資信託の価格について
基準価格とは
基準価額は投資信託の価格のことです。
株や為替のようにずっと値動きしているものではなく、
基準価格は投資信託の運用会社が決めています。
証券会社や銀行は運用会社が決めた基準価格を
月曜日~金曜日の21時〜22時ごろに1日に1回公表しています。
※公表時間は各金融機関によって異なります。
基準価格の変動要因について
投資信託の基準価格の変動要因は主に3つあります。
1.株や債券などの価格が上昇・下落したとき
基準価格は投資信託に組み込まれている株式や債券の価格に連動して、
株式や債権が上昇⤴️したら、基準価格も上昇⤴️し、
株式や債権が下落⬇️したら、基準価格も下落⬇️します。
組み込まれている株式や債券はどこを見たらわかるの?
目論見書や月次報告書に記載されています♪
たとえば、三菱UFJアセットマネジメント社が作成した
月次報告書(2024年04月30日現在)を見てみると、
以下のような構成になっています。
引用元:三菱UFJアセットマネジメント社作成eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)月次報告書(2024年04月30日現在)
全2,772銘柄で構成されているんですね⭐️
2.分配金の支払い
分配金とは投資信託の運用で得た運用利益が
決算時に投資信託購入者に分配されるお金のことです。
分配金が支払われると「純資産総額」が減少し、
「基準価額」が下落⬇️します。
分配金が出るタイプと出ないタイプの投資信託があるので、
分配金が出るタイプの投資信託は基準価格の下落要因の一つとなります。
分配金がいくら入るかは、どこを見たらわかるの?
目論見書や月次報告書を確認してみましょう!
分配金有無や決算日は
それぞれの銘柄ごとに決められています。
3.運用コストの支払い
信託報酬などの運用コストも
分配金と同じように信託財産から支払われているため、
コストの支払いによって「基準価額」が下落⬇️します。
基準価格で買い時は判断できる?
基準価格が安い時に買った方がお得なの?
安く買っても、投資信託が伸びずに
リターンが得られない可能性もあるので、
これから成長しそうな投信を選ぶことがおすすめです♪
投資信託は何曜日に買うとお得?
投資信託の基準価格はあまり気にせず、
伸びそうな投資信託に投資をした方が良いとお伝えしましたが、
お買い得な曜日はあるのか、気になりますよね!
日本株・米国株のお得な曜日についてまとめてみました。
日本株のお得な曜日は?
月曜日は他の曜日と比較して、日本株が下落しやすいと言われています。
ですが、投資信託は様々な企業の株が含まれており、
変動要因は色々あるため、一概に月曜日がいいと結論づけることは難しいです。
米国株のお得な曜日は?
日本株と同じように月曜日が下落しやすい傾向があります。
ちなみに1987年にS&P500が20.5%も下落したブラックマンデーも月曜日でした。
また、毎月初の金曜日はアメリカの雇用統計の発表があり、相場が大きく動きます。
ただし、年度によって傾向は異なるため、こちらも一概に月曜日がいいとは言えなさそうです。
いつ投資信託を買うのがいい?
結局、いつ投資信託を買ったらいいのかな?
積立する曜日は気にしすぎなくてO K!
自分が積立しやすい時に積立日を設定しましょう♪
投資信託の積立日よりも重要な◯◯◯◯!
投資信託の積立日は毎日・毎週・毎月から選ぶことができます。
いつにするか迷いますが、給料日の後など、
自分が積立しやすい日に設定するのがおすすめです。
積立投資をすることによって、
ドルコスト平均法でリスクは分散されます。
投資において、積立日よりも重要なことは
「長期投資」です。
ℹ️ドルコスト平均法とは
価格が変動する金融商品を常に一定の金額で、
定期的に買い続けることです。
買い続けることによって、価格が低いときの購入量は多く、
価格が高いときの購入量は少なくなります。
時間による分散投資ができ、一括で買うよりもリスクが低くなります。
投資信託を始めたい人はこちらの記事もおすすめです♪
まとめ
投資信託の積立日は、あまり気にしすぎる必要はありません。
自分が積立しやすい日に設定することがポイントです。
重要なのは「長期投資」を続けることであり、ドルコスト平均法を活用することで、市場の変動に対してもリスクを分散することができます。
投資の基本をしっかり理解し、自分にあった戦略で賢く資産運用を始めましょう!